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地中海食が脳の血流を改善し認知症予防に貢献する可能性|福岡博多の即日MRI・頭痛外来・もの忘れ外来

食生活は、心臓や血管の健康だけでなく、脳の健康、ひいては認知症やもの忘れの予防に大きな影響を与えることが分かってきました。特に、野菜、果物、全粒穀物、豆類、ナッツ類、オリーブオイル、魚を中心とした地中海食と呼ばれる食事が、脳の機能を維持する上で効果的である可能性が注目されています。

地中海食が脳の血管に与える好影響を解説

地中海食は、抗酸化作用が非常に高いオリーブオイルや野菜を多く含むため、体内の慢性的な炎症を抑える働きがあります。また、魚に含まれるオメガ-3脂肪酸(EPA、DHA)は、血液をサラサラにする効果があり、脳の細い血管の血流を改善し、脳梗塞のリスクを低減させます。良好な血流は、脳の神経細胞が必要とする酸素と栄養を安定して供給し、認知機能の低下を防ぐ上で極めて重要です。この食事パターンが、血管性認知症やアルツハイマー型認知症の発症リスクを下げることが複数の研究で示唆されています。

もの忘れを防ぐための具体的な食習慣の提唱

大規模な疫学研究では、地中海食の順守度が高い人ほど、加齢に伴うもの忘れの進行が緩やかである傾向が見られました。これは、特定の栄養素が脳を直接守るだけでなく、この食事パターン全体が心血管系の健康を最適化し、間接的に脳の健康を支えていると考えられます。毎日の食事に、オリーブオイルを取り入れたり、肉よりも魚を選ぶ日を増やしたりするなど、地中海食の要素を積極的に取り入れることが、認知症予防のための提唱となります。

医師 菊池清志

注)本コラムは、情報提供を目的としたものであり、当院・医師の意見・方針を反映したものではございません。 

参考文献:(Mediterranean diet and cognitive decline: a narrative review)

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