私たちは脳波(EEG)・脳画像(MRI)等の
生理学的な指標に基づく客観的なデータを活用することで、
医師のより的確な治療判断をサポートし、
患者さん一人ひとりに最適化された治療の実現を目指しています。
エビデンスに基づく新しい精神科医療のかたちを、
ここから創り出していきます。
私たちの使命は、精神疾患の診断や治療を
「一律のもの」から
「一人ひとりに最適化されたもの」へと
変えていくことです。
そのために、脳波・MRIを元とした
生理学的指標・行動データ等の
多様な情報を統合し、
患者さんごとに異なる病態を
正確に捉えることを目標としています。
こうした取り組みによって、
治療効果の最大化、治療期間の短縮、
そして再発予防に繋がる
新しい精神医療を実現していきます。
PMDDやうつ病を対象としたニューロフィードバック研究など、独自の研究テーマに取り組んでいます。科研費をはじめとする各種研究費の申請も積極的に行い、新しい研究を継続的に推進しています。
企業・大学との共同研究において、実験デザインや解析プログラムの設計段階から連携が可能です。また、先生方の研究でMRI撮像や脳波測定が必要な場合には、株式会社アラヤとの提携により、撮像から解析までをサポートする体制を整えています。
精神科領域およびMRIを活用した治験を積極的に受け入れています。これまでにも多数の治験実績があり、特にMRIや脳波測定などの生体データ取得や採血などにも対応できる点が強みです。
うつ病や不安障害などの精神疾患は、見た目には分かりにくく、従来は主観的な評価に頼る部分が大きいものでした。
私たちは脳波(ERPや周波数解析)、MRI画像、行動データを用いて「脳の機能変化」や「症状の変化」を可視化し、精神疾患を客観的に理解することを目指しています。
こうしたデータに基づくアプローチは、診断や経過予測の精度を高める新しい可能性を示しています。
同じ「うつ病」という診断でも、実際には症状や背景は大きく異なります。私たちは脳波やMRI、生理学的指標を組み合わせることで、患者さんを「データに基づいたタイプ(バイオタイプ)」に分類する研究を行っています。
これにより、病気の多様性を整理し、治療反応性や再発リスクを予測できる新しい診断基盤の構築を目指しています。
CONTENT 02で分類したバイオタイプに基づき、それぞれのタイプに最も効果的な治療法を開発・選択する研究を進めています。
中でも、ニューロフィードバックは脳活動を直接調整できる非薬物療法として注目しています。患者さんのバイオタイプに応じてターゲットとする脳領域を設定し、個別化されたトレーニングプログラムを提供します。
これにより、薬物療法だけに頼らない、患者さん一人ひとりに最適化された新しい治療選択肢の確立を目指しています。
うつ病患者の治療反応性を、脳波由来のERP(事象関連電位)指標を用いて予測するAIモデルを開発する多施設共同研究です。P300、ERN、RewP、LPPなど複数のERP成分を組み合わせた「ニューロタイプ」分類により、薬物療法・rTMS・精神療法といった各治療法への反応を予測します。360〜500例の患者データを収集し、機械学習による治療アウトカム予測モデルを構築。8週時点の寛解率向上(+15ポイント)を目標に、客観的データに基づく「精密精神医学」の実現を目指しています。
月経前不快気分障害(PMDD)は、月経周期に関連して気分変動や不安、易怒性などの症状が現れ、生殖年齢女性の約3〜8%に影響を与える疾患です。本研究では、PMDD患者を対象に安静時機能的MRIと拡散テンソル画像により脳機能・構造を評価し、血中ホルモン濃度との関連を明らかにします。さらに、うつ症状に関連する脳機能におけるERPニューロフィードバック(4週間・計12回)を実施し、その前後での脳機能変化と症状改善を検証することで、PMDDに対する新しい非薬物的治療法の開発を目指しています。
うつ病患者を対象に、脳波(EEG)を用いたニューロフィードバックトレーニングの効果を検証する探索的研究です。背外側前頭前野(DLPFC)の活動をリアルタイムでフィードバックし、患者自身が脳活動を調整するトレーニングを4週間実施します。介入前後でのうつ症状の変化をHAMD-21やMADRSなどの評価尺度で測定するとともに、fMRIによる脳活動変化も確認します。薬物療法に偏りがちな現状のうつ病治療に、新たな非薬物的選択肢を提供することを目指しています。
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